遺言の作成は文例を参考に

財産を所持している人にとって、自身が亡くなったあと誰に相続させるべきか悩むポイントになると思いますが、そんなときに有効なのが遺言です。
遺言は遺産相続においてもっとも大きな効力を持っており、被相続人となる人が亡くなったあと誰に財産を相続させるか意思表示できる唯一の手段と言えます。

すでに誰にどの財産を相続させるか分かっているわけですから、遺言を残すことによって自身の意思表示ができるだけでなく、戸籍調査や財産調査、遺産分割協議の必要もなくなりますのでトラブルに発展する心配もなくなります。
このように遺言は遺産相続において数多くのメリットをもたらしますから、作成しておいて損はないでしょう。

しかしいざ遺言書を作成しようと思っても、どこから手をつけていいのか分からない…という人がほとんどだと思います。
そんなときはまず人がどんな遺言書を作成しているのか文例を参考にすると作成しやすいですし、どんなことを書けばいいのかも分かります。
遺言書の文例はインターネット上で検索すればいくらでも出てきますし、最近では文例に添えてどんなことを記入すべきかアドバイスしているサイトもあるのでとても便利です。

たとえば身分関係は相続人を決めるうえでとても重要になりますが、子供の認知や後見人の指名を行う場合はその人物だと分かるように記入しなければなりませんので、名前を書くだけでなく住所も明確に記入する必要があります。
また財産関係も不動産なら不動産ごとに、株式なら株式ごとに分けて記入していかなければなりませんし、遺言書を作成する場合は必ずしも法定相続人となる人に相続させなければならないという決まりはありませんから第三者となる人を指名することも可能です。
逆に相続人の廃除もできますので、その場合は相続人廃除の事由を明確に記入して手続きをする必要があります。

もし文例を読んでも分からないのであれば専門家に相談して作成するのもひとつの手段です。